
中古住宅におすすめのホームインスペクションの業者比較表
業者名 | さくら事務所 | e-LOUPE | アネスト | 技研 | 検NET |
---|---|---|---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
おすすめポイント | 業界実績No.1のリーディングカンパニーとして累計71,000件を超える住宅診断実績を誇る。 | 床下・屋根裏まで標準で進入して調査を行い、約150項目以上のチェックを基本料金内で実施。 | 第三者の立場で建物をチェックしアドバイスする独立系のホームインスペクション専門会社。 | 昭和48年(1973年)創業の第三者検査機関で、国土交通省から指定を受けた確認検査機関かつ登録住宅性能評価機関 | 住宅診断の累計実績10万件以上を誇り、年間でも1万件超の検査を手掛ける国内最大級のホームインスペクション事業者。 |
基本料金 | 65,000円~ | 108,900円~ | 50,000円~ | 66,000円~ | 55,000円~ |
調査項目 | 100項目以上 | 150項目以上 | 100項目以上 | 30項目以上 | 240項目以上 |
小屋裏状況 | 20,000円~ | 30,000円~ | 15,000円~ | HP記載なし | 16,000円~ |
廊下状況 | 30,000円~ | 30,000円~ | 15,000円~ | 22,000円~ | 22,000円~ |
口コミ・評判 | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら |
※基本料金は2025年4月時点で各社のHPより、一般的な新築戸建てのホームインスペクションの費用になります。マンションや中古住宅などによって費用は変動します。
中古住宅におすすめのホームインスペクション業者を紹介!
おすすめのホームインスペクション業者について紹介していきます。
さくら事務所

さくら事務所は、業界実績No.1のリーディングカンパニーで1999年に国内初の個人向け不動産コンサルティングサービスとして創業し、累計71,000件を超える住宅診断実績を誇る。年間3,000件以上のペースで依頼があり、業界標準を築いてきたパイオニア的存在です。
主な特徴は以下になります。
実績 | 累計7万組以上の実績 |
基本調査 | 65,000円(税抜) |
設備機器検査 | なし |
電気設備検査 | なし |
その他オプション | あり |
会社概要 | 株式会社さくら事務所 東京都渋谷区桜丘町29-24 桜丘リージェンシー101 |
e-LOUPE

e-LOUPEはテクノロジー×住宅診断の先進サービスで床下・屋根裏まで標準で進入して調査を行い、約150項目以上のチェックを基本料金内で実施しています。
実績 | 大手企業との多数の取引実績 |
基本調査 | 108,900円(税抜) |
設備機器検査 | なし |
電気設備検査 | なし |
その他オプション | あり |
会社概要 | 株式会社テオリアハウスクリニック 東京都練馬区関町南4-16-19 南関町ビル2F |
アネスト

アネストは第三者の専門家による購入・建築サポート:消費者が住宅購入で失敗しないよう、第三者の立場で建物をチェックしアドバイスする独立系のホームインスペクション専門会社です。不動産業者や施工会社に属さない完全中立のコンサルティング機関として、公平な住宅検査サービスを提供しています。
実績 | 年間2,000件超の実績 |
基本調査 | 60,500円 |
設備機器検査 | なし |
電気設備検査 | なし |
その他オプション | あり |
会社概要 | 株式会社アネストブレーントラスト 東京都新宿区西新宿3丁目15番7号 MHビル 6F |
技研

技研は昭和48年(1973年)創業の第三者検査機関で、国土交通省から指定を受けた確認検査機関かつ登録住宅性能評価機関となっています。建築基準法に基づく確認検査や住宅性能評価を担う立場から培った高い信頼性・中立性を持ち、住宅診断(ホームインスペクション)においても公平かつ的確な調査を行っています。
実績 | - |
基本調査 | 66,000円(税抜) |
設備機器検査 | なし |
電気設備検査 | なし |
その他オプション | あり |
会社概要 | 株式会社技研 大阪府大阪市北区天満4丁目12番9号 |
検NET

検NETは住宅診断の累計実績10万件以上を誇り、年間でも1万件超の検査を手掛ける国内最大級のホームインスペクション事業者となっています。長年の豊富な経験に裏付けられたノウハウとデータが蓄積されており、あらゆる住宅の不具合箇所を見極める専門性が強みです。
実績 | 累計10万組以上の実績 |
基本調査 | 55,000円 |
設備機器検査 | 14,300円 |
電気設備検査 | 16,500円 |
その他オプション | あり |
会社概要 | 検NET株式会社 【立川本店】東京都立川市曙町2-37-7 コアシティ立川12F |
中古住宅にホームインスペクションが必要なタイミングについて
中古住宅の購入や売却を検討している方にとって、ホームインスペクション(住宅診断)は安心できる取引のために欠かせない重要な手続きです。しかし、「いつ実施すべきか」「どんな効果があるのか」など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、中古住宅におけるホームインスペクションのおすすめタイミングから、よくある不具合とその対処法まで、専門家の視点から詳しく解説します。適切なタイミングでホームインスペクションを活用することで、安心できる住宅取引を実現しましょう。
家を売却する時
家を売却する際にホームインスペクションを実施することで、建物の現状を客観的に把握し、取引のリスクを大幅に減らすことができます。専門家による第三者の調査により、売却後のトラブルやクレームを未然に防ぐ効果が期待できます。
売却前にインスペクションを行うことで、必要な補修箇所を事前に把握・修繕できます。これにより買主との信頼関係が築けるだけでなく、透明性の高い取引としてスムーズな売却につながります。また、査定価格の根拠としても活用でき、適正価格での売却が期待できます。
売却を検討し始めたら、早めにインスペクション業者に相談しましょう。事前に建物の図面や過去の修繕履歴などの必要書類を準備しておくことで、より精度の高い診断が可能になります。
中古住宅を購入する時
中古住宅を購入する際は、購入申込後から売買契約前のタイミングでホームインスペクションを実施するのが最も効果的です。このタイミングであれば、調査結果を購入判断に反映させることができます。
建物の劣化状況や隠れた不具合の有無を専門家の目で確認することで、購入後のリスクを大幅に軽減できます。特に築年数が経過した物件では、見た目では分からない構造的な問題が潜んでいる可能性があるため、第三者による客観的な診断が重要です。
物件の内見後、購入申込時に不動産会社へ「インスペクションを実施したい」旨を明確に伝えましょう。契約前に調査日程を調整し、結果を踏まえて最終的な購入判断を行うのが理想的な流れです。
リフォームをするとき
リフォームやリノベーションを計画している場合、工事開始前にホームインスペクションを実施することで、現状を正確に把握できます。第三者の専門的な診断により、本当に必要な工事と不要な工事を見極めることができます。
リフォーム業者からの提案が妥当かどうかを、独立した立場のインスペクターが判断してくれます。優先すべき補修箇所のアドバイスを受けることで、効率的なリフォーム計画を立てられ、無駄な出費やリフォーム後のトラブルを防げます。
リフォーム計画が具体的になったら、建物の間取り図や過去の修繕記録などの必要書類を用意し、インスペクションを依頼しましょう。事前に診断することで、より効果的なリフォーム設計が可能になります。
築10年以上経過した時
築10年は住宅にとって大きな転換点です。新築時の瑕疵担保責任の期間が満了するため、この時期を過ぎると重大な不具合があっても建築会社からの補償が受けられなくなります。そのため、保証期間内での点検が極めて重要です。
10年目の点検で構造部分の不具合や雨漏りなどの重大な瑕疵を発見できれば、保証期間内に建築会社に修繕を求めることができます。この機会を逃すと、すべて自己負担での修繕となってしまいます。
築10年が近づいたら、第三者のインスペクションを依頼し、建物の総合的な健康診断を行いましょう。結果を基に、今後必要なメンテナンスや修繕の計画を立てることができます。
長い間住んでこなかった家に住み始める時
長期間人が住んでいなかった空き家は、通常の住宅以上に劣化が進行している可能性があります。換気不足による湿気の蓄積、害虫の発生、配管の劣化など、見えない部分での不具合が深刻化している場合があります。
相続で取得した空き家や転勤で長く使用していなかった住宅を賃貸や再居住に活用する前に、現在の劣化状況を正確に把握することが重要です。事前診断により、安全で快適な住環境を確保できます。
再利用や居住を決定したら、まずはインスペクション業者に相談し、建物の現況調査を依頼しましょう。調査結果を基に、必要な修繕工事や改修工事の優先順位を決めることができます。
瑕疵保検が切れるとき
既存住宅売買瑕疵保険などに加入している場合、保険期間の満了前に建物の状況を確認することが重要です。保険期間を過ぎてしまうと、構造や防水に関する不具合が発見されても補修費用の補償が受けられなくなります。
保険期間内に不具合を発見し、適切に申告することで、保険による補修費用のカバーが可能です。特に構造躯体や雨漏りに関する問題は、高額な修繕費用となる可能性があるため、期限前の点検が不可欠です。
瑕疵保険の満了日を正確に把握し、期限の数ヶ月前にはインスペクションの予約を取りましょう。余裕を持ったスケジュールで対応することで、必要に応じて保険申請の手続きも円滑に進められます。
中古住宅によくみられる不具合と対処法について
ここからは中古住宅によくみられる不具合と対処法について説明します。
中古住宅によくみられる不具合とは
設備関連の不具合
中古住宅では、給湯器や温水洗浄便座などの住宅設備の故障が頻繁に発生します。これらの設備は使用年数とともに劣化するため、購入前には必ず動作確認が必要です。内見時にはガス・水道・電気が停止していることが多く、入居後に不具合が発覚するケースが少なくありません。
構造・外装に関する問題
シロアリ被害や雨漏りは、中古住宅で特に注意すべき不具合です。これらは建物の構造に深刻な影響を与える可能性があり、早期発見・対処が重要です。また、給排水管の腐食による水圧低下や水漏れも、築年数の経った住宅でよく見られる問題です。
建具・開口部の不具合
経年劣化により、ドアや窓の歪みや開閉不良が発生することがあります。これらは日常生活に直接影響するため、購入前のチェックが欠かせません。特に木造住宅では、建物の微細な沈下により建具の調整が必要になる場合があります。
中古住宅の不具合を見つけた時の対処法
即座に取るべき行動
不具合を発見した場合は、まず証拠を確実に残すことが重要です。欠陥部分を写真や動画で詳しく記録し、発見日時も明確にしておきましょう。その日のうちに不動産会社や売主に連絡し、状況を報告することが必要です。
法的保護の活用
契約不適合責任や瑕疵担保責任による補償を受けるためには、早期の申告と適切な証拠の保存が不可欠です。売主や不動産会社との協議で解決しない場合は、消費者センターや法律の専門家に相談することも検討しましょう。
継続的な対応
不具合の対応は一度で終わらない場合があります。修繕工事の進捗確認や、再発防止策の実施など、継続的な対応が必要な場合もあります。必要に応じて専門家のサポートを受けながら、適切な解決を目指しましょう。
中古住宅の不具合を未然に防ぐ方法
ホームインスペクションを依頼する
専門家によるホームインスペクションは、一般の方では発見困難な不具合も事前に発見できる優れた手段です。第三者の客観的な視点で建物全体を調査するため、内見だけでは見逃しやすい劣化や欠陥も的確に把握できます。
インスペクションでは、床下や屋根裏など普段見ることのできない部分の劣化状況も確認できます。シロアリ被害の初期症状や雨漏りのリスク、構造部材の状況など、将来的に大きな問題となり得る要因を早期に発見することが可能です。
調査結果は、物件の購入可否を判断する重要な材料となります。発見された不具合の修繕費用を購入価格の交渉材料として活用したり、修繕の優先順位を決める際の参考にしたりすることができます。
瑕疵保検
既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅購入者を保護するための重要な制度です。主要構造部分や雨水の浸入を防止する部分に関して、購入後に発見された不具合について保険金が支払われます。
柱や基礎などの構造躯体、屋根や外壁の防水部分に不具合が発見された場合、修繕費用が保険でカバーされます。これにより、購入後に高額な修繕費用が発生するリスクを大幅に軽減できます。
中古住宅を購入する際は、瑕疵保険の有無や補償内容を必ず確認しましょう。保険に加入していない物件の場合は、購入前に加入を検討することをおすすめします。保険料は比較的少額ですが、万一の場合の保障は非常に大きな価値があります。
購入前の徹底的なチェック
物件を内見する際は、住宅設備の動作確認を可能な限り行いましょう。水回りの水圧や排水状況、電気設備の動作、ガス機器の状態など、基本的な機能のチェックが重要です。
気になる点や不明な点は、遠慮せずに売主や不動産会社に質問しましょう。過去の修繕履歴や近隣トラブルの有無、設備の交換時期など、詳細な情報を入手することで、購入後のリスクを予測できます。
可能であれば、建築士やホームインスペクターなどの専門家に内見に同行してもらうことも効果的です。専門的な知識と経験に基づいた的確なアドバイスを受けることで、より安心できる購入判断が可能になります。
まとめ
中古住宅に関わる取引において、ホームインスペクションは非常に価値の高い投資です。適切なタイミングで専門家による診断を受けることで、予期せぬトラブルや高額な修繕費用のリスクを大幅に軽減できます。
特に重要なのは、売却時・購入時・築10年経過時・瑕疵保険満了前などの重要なタイミングを見極めることです。これらの機会を活用してホームインスペクションを実施し、瑕疵保険などの保護制度も組み合わせることで、安心できる住宅取引を実現できます。
中古住宅は新築住宅と比較して価格面でのメリットがある一方、建物の状態に関するリスクも伴います。しかし、適切な知識と準備があれば、これらのリスクは十分に管理可能です。この記事でご紹介した情報を参考に、安心で満足できる中古住宅取引を実現していただければと思います。
業者名 | さくら事務所 | e-LOUPE | アネスト | 技研 | 検NET |
---|---|---|---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
おすすめポイント | 業界実績No.1のリーディングカンパニーとして累計71,000件を超える住宅診断実績を誇る。 | 床下・屋根裏まで標準で進入して調査を行い、約150項目以上のチェックを基本料金内で実施。 | 第三者の立場で建物をチェックしアドバイスする独立系のホームインスペクション専門会社。 | 昭和48年(1973年)創業の第三者検査機関で、国土交通省から指定を受けた確認検査機関かつ登録住宅性能評価機関 | 住宅診断の累計実績10万件以上を誇り、年間でも1万件超の検査を手掛ける国内最大級のホームインスペクション事業者。 |
基本料金 | 65,000円~ | 108,900円~ | 50,000円~ | 66,000円~ | 55,000円~ |
調査項目 | 100項目以上 | 150項目以上 | 100項目以上 | 30項目以上 | 240項目以上 |
小屋裏状況 | 20,000円~ | 30,000円~ | 15,000円~ | HP記載なし | 16,000円~ |
廊下状況 | 30,000円~ | 30,000円~ | 15,000円~ | 22,000円~ | 22,000円~ |
口コミ・評判 | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら | 口コミ・評判はこちら |